【第一回】なぜ政治の道に?

研究者として、限界を感じた瞬間

私はこれまで、海洋政策や安全保障を専門にする研究者として、社会課題と向き合ってきました。多くの提言を書き、メディアで発信し、現場にも出てきました。
しかし、どんなに正論を述べても、それが政治を動かさない限り、社会は変わらない。それが、私が政治を志した原点です。

目の前の課題に、誰も向き合っていない

海洋紛争、海洋問題、事故、災害が起きるたびに、「あの制度が機能していれば…」「この仕組みを早く整えていれば…」という場面を何度も目にしてきました。それでもなお、政治がその教訓を生かさない現実に、強い危機感を覚えました。

「声を上げる人」が必要だと気づいた

現場の人々は、日々を生きるのに精一杯で、なかなか政治に声を届ける余裕がない。
ならば、私がその「声」になろう――そう決意したのが、政治家を目指したきっかけでした。
研究の場からでは届かない声も、国政の場なら動かせる。そう信じています。

未来をつくる一歩を、今この場で

今の政治に必要なのは、評論ではなく実行です。
学識をもつ人間が現場に立ち、課題を整理し、制度に落とし込んでいく。
私はその役割を担いたい。だからこそ、政治の世界に飛び込みました。

政治は、あきらめから始めない

「どうせ変わらない」と思うのは簡単です。
でも、誰かが動かさなければ、何も始まりません。
私は、現場の知見を生かしながら、暮らしの中から政治を変えていく。
その覚悟を持って、国政に挑みます。
現場での経験と知見を、国政の場で活かすことが、今の私にできる最も真剣な社会貢献です。

山田ヨシヒコ プロフィール

  • 1962年千葉県千葉市生まれ
  • 1986年、学習院大学経済学部を卒業後、銀行にて債権トレーダー等を経験
  • 1991年 財)日本財団(日本船舶振興会)に移籍、人道支援、海洋事業を担当。海洋グループ長等を歴任。勤務の傍ら埼玉大学大学院修了、博士(経済学)
  • 2007年東海大学海洋学部特任准教授、2008年教授
  • 2019年4月から2023年3月、東海大学静岡キャンパス長(学長補佐)
  • 2025年3月に国民民主党より参議院議員選挙への出馬を表明
  • 趣味は座禅、茶道、釣り
  • 愛犬の名前は海(うみ)

ボランティア・寄付のご支援のお願い

現場での経験と知見を、国政の場で活かすことが、今の私にできる最も真剣な社会貢献です。この志を、どうか皆さまと共に形にさせてください。
一人でも多くの方に、この思いを届け、力をお借りできればと思います。
ぜひご協力をお願いいたします。

この記事を書いた人

山田 ヨシヒコ

学習院大学経済学部を卒業後、東洋信託銀行㈱にて都市開発および債券トレーディングを担当。
その後、財団法人日本船舶振興会に勤務し、海洋問題や造船技術開発を担当。2009年に東海大学教授に就任し、2019年から2023年まで、東海大学学長補佐・静岡キャンパス長を務める。国土交通省や東京都をはじめ、各機関において政策アドバイザーを歴任。