【セミナー報告】芝浦でのセミナー「海を守る、国を守る」を終えて

皆さま、山田ヨシヒコです。

6月16日(月)港区芝浦エリアにて、「海を守る、国を守る ーじつは身近な“海の安全保障の話”ー」セミナーを開催いたしました。

当日は多くの方にご来場いただき、温かい雰囲気の中で講演を行うことができました。 お忙しい中、足を運んでくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。

今回のテーマは、「安全保障」というとやや堅く聞こえるかもしれませんが、 私たちの暮らしと“海”は、実は切っても切り離せない関係にあります。

たとえば、尖閣諸島でマグロが卵を産み、それが黒潮に乗って北へと運ばれ、 やがて大間のマグロとして私たちの食卓に届きます。

このつながりを壊してしまうような海洋資源の乱獲が、すでに現実の脅威として迫っています。

中国の海洋進出、漁業圧力、そしてそれがもたらす日本の水産資源への影響。

これらをいかに防ぎ、守り、そして次世代へとつないでいくか。

そのカギは、「海を守る」ことが、すなわち「国を守る」ことにつながるという視点にあります。

聞き手としてご登壇いただいた港区議会議員・新藤加菜さんのリードもあり、 会場はとても和やかな空気に包まれておりました。

今後も私は、「100の島・海街巡り」プロジェクトを通じて、 日本の島々を歩き、海の現場に触れ、その声を国政へとつないでまいります。

引き続き、皆さまのご支援・ご意見をいただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

山田 ヨシヒコ

学習院大学経済学部を卒業後、東洋信託銀行㈱にて都市開発および債券トレーディングを担当。
その後、財団法人日本船舶振興会に勤務し、海洋問題や造船技術開発を担当。2009年に東海大学教授に就任し、2019年から2023年まで、東海大学学長補佐・静岡キャンパス長を務める。国土交通省や東京都をはじめ、各機関において政策アドバイザーを歴任。