北方領土を間近に望む北海道根室市を訪問いたしました。現地では、海洋政策の最前線となる各所の視察、地域の現状に関する調査や北方四島に関する学習会では講演の機会を頂きました。
■ 現地視察と状況調査 水産業の拠点である花咲港などを訪れ、サンマの競りなど現場の状況を直接確認いたしました。漁師さんからのお話では、「サンマは漁場が遠く、水揚げ量が少ない。また、海水温が高いためか脂がのっていない。」とのことでした。また、根室には多くのロシア漁船が入り、北方四島周辺で捕れたウニを持ち込んでいます。ウクライナでの有事を契機に日露関係が悪化していますが、北方四島を巡る現場では関係が持続しています。
我が国の重要な海洋・水産業の拠点であり、地政学上も極めて重要な意味を持つ同地において、現場が直面している課題や関係者の皆様の切実な声を聞かせて頂きました。



■ 講演および意見交換 連合さん主催の「北方四島学習会」では、交流船「えとぴりか」の船上で講演を行いました。この北方領土返還運動には研究者時代から長く携わり、また「えとぴりか」には企画・設計段階から関わって参りましたので、非常に感慨深いイベントとなりました。参加された皆様とも意見交換を行い、大変有意義な時間を共有することができました。
これからも専門である海洋、安全保障の知見を活かし、今回の根室訪問で得た貴重な知見や現場の皆様の声を、国政の場における現実的な政策提言へとしっかりと繋げてまいります。



