慰霊の日に寄せて

沖縄の海を見続けてきました。
今日は、慰霊の日です。世界が戦乱に動き出した今、平和を守る重要性を感じます。

よろしければご一読下さい。

本日、80年目の「慰霊の日」を迎え、沖縄戦をはじめとする戦禍によって命を奪われたすべての御霊に、深い哀悼の意を捧げます。
海に囲まれた沖縄の島々は、かつて戦火に包まれ、住民を巻き込む熾烈な地上戦が繰り広げられました。その中で多くの尊い命が失われ、今なお深い心の傷と悲しみが残されています。

私は、海を研究する者として、沖縄の美しい海、島が戦場となった過去を決して忘れません。青く広がる海が、地球上の人々の命をつなぐものであり続けるように、恒久の平和を希求し続けます。
そして、沖縄を二度と戦場にしてはなりません。

緊迫する国際情勢、他国の動向を見極め、日本、そしてアジアの平和を守るための活動を支援するとともに、対話と国際協力を念頭に、平和構築への歩みを提言してまいります。

御霊の安らかなることを心よりお祈り申し上げます。

令和七年六月二十三日
東海大学海洋学部教授
八重山自然大使
国民民主党参議院比例区第5支部長
山田吉彦(ヨシヒコ)

この記事を書いた人

山田 ヨシヒコ

学習院大学経済学部を卒業後、東洋信託銀行㈱にて都市開発および債券トレーディングを担当。
その後、財団法人日本船舶振興会に勤務し、海洋問題や造船技術開発を担当。2009年に東海大学教授に就任し、2019年から2023年まで、東海大学学長補佐・静岡キャンパス長を務める。国土交通省や東京都をはじめ、各機関において政策アドバイザーを歴任。